現在、アトピーやアレルギーといった病気が多発している今、住宅における健康配慮に関する取り組みは年々盛んになってきました。しかし、もともと素材が持つ良さをどれだけ取り入れても二次製品は二次製品。基準値を超えているか超えていないかで認証は下りていますが、化学製品であることに違いはありません。
本来、人体が持つ抵抗力や免疫力が住宅によって損なわれるとまでは言い切れませんが、少なくとも1日の疲れが取れ、気持ちがリラックスして落ち着くことができる空間であることが心の状態には良いはずと考えています。
Natural Houseでは例えば床材、壁材など特に室内空間においては可能な限り自然素材を使っていこう、としています。床だと人気のパインフローリング。和風住宅には杉やヒノキ。アンティークな雰囲気やすっきりとした印象を作りたいのであればオーク、といったチョイスが可能になっています。 塗り壁材も自然素材をお勧めしています。
またお客様の中には「いちいち素材を指定できないし、素材が広すぎる」という方もおられますが、ご安心してください。Natural Houseでは細かな部分まで素材にこだわっていますので、指定しない部分でも自然素材を利用しています。しかし家の部位によっては木材特有の「ゆがみ」や「反り」が生活に支障をきたすケースがありますが、その場合は素材をブロックのように組み合わせた積層タイプにして使っています。例えば階段、棚板などです。
自然素材を使うことや断熱性の高い家にすることは光熱費の低減になり省エネルギー住宅ということにもなります。トリプル断熱によって保温性の優れたNatural Houseの家の高熱費は4人家族、35坪程度の住宅の場合、オール電化であれば電気代は年換算12,000円/月程度というデータもあります。
断熱性に優れていること。自然素材住宅であること、それはすなわち、エコ社会に参加しているということがいえるでしょう。これもNatural Houseとオーナー様の社会的役割の一端だということができます。
断熱や構造、素材やエコについて理解して頂いたら、最後のコンセプトは設計、デザイン、Natural Houseらしさです。
そもそもNatural Houseにはパッケージ住宅(○○シリーズ 坪△△万円というようなもの)はありません。 その土地やオーナー様の希望、またNatural Houseのテイストを加えた完全オーダーメイド住宅になっています。 世界にたった1つの、という表現にあるようにNatural Houseは世界に1つだけの家をオーナー様と一緒になって造っていきます。
そしてデザインも同じで、
オーナー様と弊社担当がある時は意見を合致させ、
ある時は意見を交錯させながら納得いくまでプランニングをしていきます。
またNatural Houseらしさも重要です。
ただ家を設計するのではなく、そこに住むご家族のライフスタイルなどを想像し、
その後の豊かな暮らしのお手伝いができることをイメージしてプランニングをします。
断熱に優れ、自然素材を使い、なおかつプランニングにもこだわっている。
Natural Houseはそのようなバランスを意識した家創りを目指しています。