無垢材とは天然の木材のことです。それに対し、さまざまな木材を貼り合わせたものを集成材と呼びます。 両者にはそれぞれのメリット・デメリットがあるので、比較してみましょう

●無垢材のメリット

ホルムアルデヒドを発生しない。

●無垢材のデメリット

建材になっても呼吸をするため、割れ・反り・曲がりが起こる。

●集成材のメリット

曲がりや反りが発生しない。

●集成材のデメリット

貼り合わせに使用する接着剤からホルムアルデヒドが発生する。

木は簡単に言えば「木材繊維」と「空気」で出来ています。
その空気の含有量で、木材の硬さが決まります（空気の含有量が多いほど、柔らかくなります。）。広葉樹系（カバ・サクラなど）は空気層が少ないので硬く、針葉樹系（パイン・桐など）空気層が多く柔らかい、と覚えておくと良いでしょう。

その中でも特に、柔らかい針葉樹をナチュラルハウスはお薦めしています。空気を多く含んでいるため、屋内の床材などに使うと高い断熱効果・調湿効果を発揮し、漆喰・炭化コルクなどと組み合わせると、すばらしい住み心地を体感出来ます。

また、木材は建築後にも湿度吸収・湿度放出を繰り返す「呼吸をする」建材です。その呼吸によって、伸びたり縮んだりもします。